ロボット開発の負荷なく、自動化が実現できた。
事務所・法人名 |
真下労務サポートオフィス様 |
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URL | https://www.roumu-pro.com/ |
紹介 | 群馬県高崎市にて手続き代行業務及びコンサルティングサービスを提供する社労士事務所様です。 お客様のニーズに対応したそれぞれの領域における高い付加価値を持つ社会保険労務サービスを、手続き業務からコンサルティング業務に至るまで、ワンストップにてご提供されています。 |
従業員数 | 10人〜50人 |
導入による効果
- 既存RPAソフトでは必須のロボット開発業務から解放された。
- 付加価値の低い業務をRPA化しスタッフは付加価値の高い業務へ移行。
ENROBOインタビュー
ENROBO導入の経緯について
ENROBOを知ったきっかけや導入の背景を教えていただけますか?
真下先生:ENROBOは親交のある社労士仲間がSNSで紹介しているのを見て、すぐにその仲間に問い合わせをしました。
元々RPAについては導入を検討されていたのでしょうか?
大歳さん:はい、2019年の頭ころから事務作業の自動化には課題感をもっていましたので、既に他のRPAソフトを利用してロボット開発を行なっている状態でした。
真下先生:課題感を持っていた中で仲の良い社労士コミュニティの中で話題になり、みんなでRPAを試してみようということになりました。
既存のRPAソフトを利用している中でENROBOに興味を持っていただいたのは何故ですか?
大歳さん:2ヶ月程かけてロボット開発のやり方から教えていただきながらやっていたのですが、ロボット開発のハードルが高く思ったように作成できませんでした。
その後、業者さんに部分的に開発を依頼していたのですが自動化を想定している業務全体からすると1/10程の業務しか自動化できなかった為、継続は難しいと考えていました。
ENROBOの説明を聞いてみて導入を決めた理由はなんですか?
真下先生:こちらの作業量が少なくて済むと思ったこととENROBOを知るきっかけとなった社労士仲間の助言があったからです。
大歳さん:社労士事務所としてRPAで自動化したい業務の全体像はすでに明らかになっていたのですが、初回の打ち合わせの際にその全体像が自動化できるイメージをENROBO側と共有できたのが大きかったです。
導入後の効果について
ENROBOで自動化されている社労士事務所内の業務と効果について教えてください!
大歳さん:RPAで自動化している業務は公文書未読の処理と返戻コメントのチャットワークグループへの通知です。公文書ダウンロードのスケジュール実行とPCのシャットダウンもロボットが実行しています。
導入してみて良かったことは付加価値の低い業務を削減できたことで、その分の時間を付加価値の高い業務に充てることができている点です。担当者も「手入力が必要な給与入力やお手続きのお手伝いに時間を割けるようになった」と話しています。
RPA導入前と比較すると月30時間程度は削減できていると思います。また、RPA導入前はサーバー内に公文書をフォルダ名を変更して格納する作業が意外と大変で誤ったファイル名を付けてしまう事がありましたがそういったヒューマンエラーが無くなりました。
逆にENROBOを導入してみて大変だった点や想定外だった事があれば教えてください。
大歳さん:RPAはエラーを起こす事があるのですが、RPAの要件定義書を理解していないとENROBOサポート窓口への「エラー報告や修正依頼」を要領よくお伝えするのが難しい点が大変でした。
特に私が実際に作業をするスタッフではなくENROBOと事務スタッフの橋渡しをする役割だったので双方に上手く伝達するのに苦労がありました。このように「エラーを確認して報告する」業務が新たに発生した点は想定外でした。
導入を検討されている方へのメッセージ
最後に、社労士事務所でENROBOを検討されている方にコメントをいただけますか?
真下先生:早期導入に向けて、集中的に作業してもらえました。担当者もそれなりに時間を取られましたが、導入する価値は大きいと感じます。
大歳さん:導入して一番良かったと感じるのは、ヒューマンエラーがなくなった事と属人的な業務を自動化出来た事です。RPAが代替出来るにもかかわらず個人の裁量で行っている事務作業は無数に存在すると思います。
そういった業務は管理が行き届かない事が多く、問題が生じた時に職場の雰囲気が悪くなったり、他の業務に支障が出ます。「事務所全体の業務の流れを止めない」という視点で考えると削減時間という数字では表現しきれない効果があると思います。
本日はお忙しい中ありがとうございました。
ご迷惑おかけする点もあるかと思いますが引き続きよろしくお願い致します!